2019.04.28 Sunday

奇人原信太郎が作った鉄道模型博物館

生誕100周年の式典
横浜にある1000の模型がある世界で最大の原鉄道模型博物館で4月4日に創業者の
原信太郎の生誕100周年の式典が行われた。館長で原夫人の美津子さんが挨拶し「夫は
鉄道模型づくりになると夢中になり私は子供がいることも忘れてしまいます。息子の丈人
と一緒に行っても鉄道の写真を撮るのに夢中になり、息子を置いてゆくこともしばしばで
す。鉄道のことになると気違いじみてました」と述べた。次に統一地方選のさなかにもか
かわらず黒岩候補(現知事)が「挨拶を聞いていると放送の禁止言葉が次々に出てきて、
それだけ原さんは鉄道の模型に夢中になったのでしょう。この博物館は世界に誇るもので
す」とフジテレビの出身だけに放送禁止用語のたとを出してあいさつした。
次いで長男の丈人氏(デフタパートナーズグループ代表)が「父は鉄を出して原さんの
功績をたたえた。道模型になると子供ことなどは忘れてしまうこともしばしば。それ以上
に食事は1日コーラ大瓶2本と牛肉だけしか食べませんでした。野菜を食べるようにすす
めても牛肉の中に野菜は入っている、と言って食べません」と思い出を述べた。
信太郎氏は小さい時から鉄道模型に夢中になり、近くの模型屋だけでなく海外からのカ
タログを取り寄せて注文していた。フランス語、イタリヤ語などもカタログから注文する
ために勉強して身に着けた、という。
慶応商工に在学中にコクヨの黒田靖之助氏と親しくなり黒田家に通うようになって妹の
美津子さんと結婚した。靖之介氏の父親のコクヨの創業者の善太郎氏に誘われて専務・技
術部長として入社した。一番売れていた複写簿は人手がかかっていた。それをドイツのメ
ーカーから技術導入して人手をかけない複写簿印刷機を完成した。さらに倉庫の自動化も
業界に先駆けて完成させた。
信太郎氏は海外の事情に詳しかった。日本が負けることを予見して日本円をドルに換え
たほか、いち早く疎開して静岡の袋井市に家を建てた。
文具業界では最大手になることに貢献した。コクヨでは和服で通し有名だった。こ
うした自由主義の精神が長男の丈人氏の「三方よし」の公益資本主義の精神につながって
いる。

| その他 | 18:12 | - | - | pookmark |
2019.04.28 Sunday

日本の金融政策は「ちまかった」
日本記者クラブで4月10日に「平成とは何だったのか」のテーマで元日本債券信
用銀行(現あおぞら銀行)の頭取だった東郷重興氏が講演した。東郷氏は日銀の国際局長
から日債銀に常務として行き、13番目から頭取になった。破たんした後に逮捕されて
13年間法廷闘争をして無罪を勝ち取った。東郷氏は大蔵省が指導した金融機関への資金
導入について「佐々波委員会が決めたのだが、米国などに比べて金額が少なくちまかった
。もっと大胆に出していれば状況は変わったのではないか」と回顧していた。
中国から財政経済代表団が来日
中国から朱光躍(前財務次官)を団長にして7人の政府関係者が来日して4月25日

に日本記者クラブで
記者会見をした。朱団長は「中国の経済は下振れしている。しかし、米国との関税問題灘
を解決すれば明るさが出てくる」と述べた。米中の交渉には解決するとの見通しを述べた

| その他 | 18:11 | - | - | pookmark |
2019.04.28 Sunday

追悼
元住友銀行頭取・会長 森川敏雄氏
3月15日肺炎で死去。享年86歳。お別れの会は5月22日正午から都内のホテルニ
ューオータニの「鶴の間」で開く。大阪では同日正午から大阪市内のリーガロイヤルホテ
ルに献花台を設ける。
1993年から97年まで頭取を務めイトマン事件の後始末と経営刷新に取り組んだ
。95年3月期決算で大手銀行としては異例の巨額赤字決算に踏み切り不良債権の処理を
行った。関西系の都銀として初めて全国銀行協会連合会の会長に就いた。森川さんは東大
法学部卒で京大出身者の磯田、巽頭取などの後に頭取になった。このためか、お別れ会は
東京で開き大阪には献花台を設けるというスタイルになった。
元九州石油(現JXTGエネルギー)社長 勝俣孝雄氏
3月11日急性じん不全のため死去。享年89歳。
新日鉄(現日本製鉄)の副社長を務め、九州石油の社長になった。
勝俣5兄弟の長男で、弟に東電会長の恒久、丸紅会長の宜夫がいる。
元日興コーディアル証券常務執行役員 有藤正道氏
3月25日間質性肺炎のため死去。享年72歳。
有藤氏とは日興コーディアル証券の幸・元副社長や日経クイックの元社長の棚橋氏
、経済ジャーナリストの嶌氏、NHKOBの谷村氏などと銀座の「朱雀」という店で3か
月に一回の割で会合をしていた。「三福」の大貫ママが世話役だった。参加者は早い死去
に「なんていうことだ」とお通夜で嘆いていた

| その他 | 18:11 | - | - | pookmark |
2019.04.05 Friday

2冊の本
VAN(付加価値通信)の大手であるプラネットの玉生(たまにゅう)弘昌氏が国際商業
出版から「私の縁―人豊かにする出会いの作り方」を出版した。玉生さんの今までの浦和
高校、早稲田大学、ライオンでの出会った人たちのことを書いている。この本では玉生さ
んが100人近くの人のことを書いている。
一方、昭和電工のOBである海老原喜信が昭和電工に勤めていた時に新潟の子会社鹿瀬
電工に総務課長に3年間、勤めた時のことを回想して「崩壊」(印刷・製本はなしま印刷
)という題で書いている。海老原氏は最終的にはこの工場を閉鎖したことを書いており微
妙こともあり、しばらくは公表しなかったが平成も終わることから出版した。

| その他 | 19:01 | - | - | pookmark |
2019.04.05 Friday

挑戦するシニア会が高校生の有望なヴァイオニストの演奏会
朝日新聞のOBの早房長治氏が代表理事をしている「挑戦するシニアの会」が4月18
日に千代田区いきいきプラザで第11回のコンサートを開く。今回の出演者は高校2年生
の河合勇人のヴァイオリンと佐藤彦大(ひろお)のピアノ。河合さんはチャイコフスキー
国際コンクールでヴァイオリン部門で第一位を取った実力者。この会は挑戦するシニアの
会が若手の演奏者に出演のチャンスを与えようと活動してきた。前回の昨年9月のヴァイ
オリンの木嶋真優とピアノの坂野伊都子の会では会場はほぼ満員になり、今回は高校生と
いうことで評判が良くたくさんの人が来ることが予想されている。

| その他 | 19:01 | - | - | pookmark |
2019.04.05 Friday

ニュースの勝負はインターネットへ
新聞記者を30年以上してきて、4月末が平成の最後で新しい時代になるが時代に取り
残されているということをつくづく感じる。一つ電車の中で新聞を読んでいる人がまれに
なってきている。昔は満員電車の中でも新聞を小さくたたんで読んでいた。今は一斉にス
マホを見ている。二つ目は新聞、雑誌でも電子版が主流になってきている。「電子版に書
いたので見ておいてください」という話が多くなり、新聞にもこの続きは電子版で読んで
ほしいということが多くある。
一方で取材の仕方を見ていると記者はパソコンとにらめっこで記事を書いている。いち
早くニュースを流さなくてはならないのでこういうスタイルになるのだろうが、相手の顔
や目を見ていない。我々の時には相手の顔を見て質問し、この答えでさらに質問するとい
うのが普通であった。
激変してきているニュース現場についてニュースサイトの「ジェイ・キャスト」の杉
浦信之社長に話を聞く機会があった。
杉浦社長は朝日新聞社で報道局長やGLOBE編集長などをして木村伊量社長の下で取
締役になった。当時、慰安婦問題で朝日新聞が誤報をしてそのお詫びの会見をした。その
会見でいろいろな問題が出て辞めた。そのあとジェイ・キャストに入社した。創業者の社
会部出身の蜷川真夫会長に引っ張られた。この会社は創業して22年になる。新聞記者の
蜷川氏がよくこうしたニュースサイトを作ったものでだと思っていたが、今や広告収入で
十分に経営していける。
ジェイ・キャストには記者が7人、デスクが3人いてニュースの取材と整理をしてい
る。このサイトはニュースが勝負でありほかのサイトに負けないように競争している。と
いうのもいかに自分のニュースサイトにお客を引っ張るか、が勝負になる。
「そういう意味では新聞と一緒です。広告で成り立っている会社なので、遅いニュース
を流していては広告が付きません。早く良いニュースを取るように記者にはっぱをかけて
います」と杉浦社長は話している。
ジェイ・キャストにはこうしたニュースが一面を飾っているがその他に新聞でいう企画
ものもある。テレビウォッチではワイドショウーからドラマ、深夜番組まで話題になった
テレビについて流している。BOOKウォッチでは新刊書だけでなくすでに出ている本な

ども紹介している。会社ウォッチでは会社のドラマを書いている。このほかにはトレンド
というコーナーでは新製品や新サービスなどを紹介している。
eラーニングではオンライン学習システムも最初のころからやっている。
広告によって経営が成り立っていることでいかにページビュー(何回アクセスするか)
とユニークユーザー(何人アクセスするか)を増やすか、が経営に響いてくる。杉浦社長
によるとDSP/SSPを活用し瞬時に決まってゆく。広告のプラットフォームで「20
代の若い女性の人に見てもらいたい」という需要(希望)に対して「いくらでやります」
という供給を伝えて、一番高い広告主に落ちる仕組みになっている。RTB(リアル・タ
イム・ビット)で決まっていく。
このように新聞からインターネットからの情報サービスが増えてきていることに対し
て広報マンも対応をしなくてはならないだろう。しかし、電子メディア取材でも人が行う
ものである。人対人の対応を誠実にやることが新しい元号になっても変わらないだろう。
(広報ソルーション懇話会のホームページから)

| その他 | 19:00 | - | - | pookmark |
2019.04.05 Friday

外国人記者クラブで無実を訴える
獄中に44年間無期懲役になっている星野文昭氏の無実を訴える記者会見が3月15日
に外国人記者クラブで行われた。岩井信、角田義一,藤田城治の3人の再審弁護人が出て
「星野さんは沖縄の返還協定の批准に反対した71年の渋谷のデモの時に逮捕され、機動
隊員殺したという殺人の容疑で無期懲役になり獄につながれている。再審をして無実を認
めるべきだ」と述べた。この再審を訴えている角田弁護士は前橋に事務所があり参議院の
副議長を務めた。この日の記者会見には星野文昭さんの妻の曉子さんも同席して「獄壁こ
えた愛と革命」(ギャラリーステーション刊行)を配るとともにカレンダーも手渡してい

| その他 | 18:58 | - | - | pookmark |
2019.04.05 Friday

統計不正問題で日本記者クラブが連続講演
年金などに大きな影響を及ぼしている統計不正問題について日本記者クラブは「統計
不正問題のお深層」と題して専門家の話を聞いた。この中で神林龍・一橋大教授は3月1
日に話したがその中で「統計問題については官僚でも力を入れておらず、やる気のない人
が多い。学者でもそれぞれ専門を持っておりパートタイマーで役所に頼まれてやっている
。統計で学者としての論文もかけない」と厳しい見方を示した。学者や官僚が次々に講師
できたが問題を解決する手段についてはないというのが現状のようだ。
記者クラブではこのほか「朝鮮半島の今を知る」「ポピュリズム考」「日本の労働をだ
れが支えるのか」などの勉強会を続けている。

| その他 | 18:57 | - | - | pookmark |
2019.02.25 Monday

紙屑を1泊させる帝国ホテルのおもてなし
帝国ホテルのおもてなしで一番感動したのは泊まったお客さんの紙くずを1泊させる、
という話だった。2月12日講演した定保英弥(さだやす・ひでや)社長の話によると泊
まったお客さんの中には会社で必要な書類、ご自分の書簡や電話のメモなど間違えて捨て
ることから翌日に「紙がなかったですか?」という問い合わせが稀にある。そのために従
業員が「紙屑をその日に捨てないで1泊させよう」と発案した。これを実行して「忘れた
大事な紙がでてきて助かった」というお客さんがお礼を言ってくるという。
その次の話も感動ものだった。ホテルの入り口にいるドアマンのポケットには1万円
が入っている。それも千円、5百円など細かいお金にしてある。タクシーで降りたお客が
細かい金がなくて支払えない時にはドアマンが細かいお金にくずしてあげる。タクシード
ライバーもお客さんも喜ぶ。ドアマンの発案でこれを実行している。
帝国ホテルは来年は開業130年になり日本を代表するホテルである。国際会議も多く
しており国際通貨基金(IMF)の総会や皇室の黒田さんとの結婚式なども行った。こう
したホテルなのでどのようなおもてなしをしているか、興味深く女性も多かった。
東京の帝国ホテルの部屋数は931室で従業員は1800人で1室2人に相当する。従
業員の教育では「挨拶」「清潔」「身だしなみ」をきちんとするように日々繰り返すよう
にしている。さらに気配りとともにお客様に対しては謙虚であれと教えてきている。定保
社長によるとホテルのサービスの評価は「100−1=99ではなく100−1=0」になると
いう。何かお客さんが不満が出るとそれまでのサービスはゼロになってしまう、という。
だから「ゼロにならないようにサービスをするように心がけている」と話した。
私が朝日新聞経済部で取材していた時は犬丸一郎氏が社長で父親も社長であり犬丸家の
ホテルのようだった。今や犬丸家も全くいなくなった。しかし、時代が変わっても帝国ホ
テルの評価は変わらない。私事で恐縮だが私の娘二人も帝国ホテルで結婚式を挙げた。長
女は結婚10周年で孫と一緒に泊まったがお
もてなしは良かった、と喜んでいた。

 

| その他 | 06:31 | - | - | pookmark |
2019.02.25 Monday

米国政府の嘘を暴いた新聞記者たち
03年の米国政府が大量の破壊兵器があるという名目でイラクのサダム・フセイン大統
領を攻撃して壊滅状態にした。ところがイラクには大量破壊兵器はなかった。ワシントン
ポストをはじめニューヨークタイムズなど米国を代表する新聞社はみんなジョージWブッ
シュ大統領に騙された。そうした中で中堅新聞社のナイトリッダーは政府の嘘を暴き続け
た。こうしたナイトリッダー社の4人の記者たちの動きを描いた「記者たちー衝撃と畏怖
に事実」という映画が3月29日からTOHOシネマズシャンテなどで公開される。
外国人記者クラブで2月1日この映画のロブ・ライナー監督が記者会見をした。会見の
前30分ほど映画をみせた。ライナー監督は自らも映画ではワシントン支局長を演じてい
る。01年米国で同時多発テロが発生してアフガニスタンのアルカイダのオサマビン・ラ
ヂンを攻撃するなどの動きをする中でイラクに大量の破壊兵器があるという情報をナイト
リッダーのワシントン支局長が知って「本当にイラクにあるのか?イラクを攻撃するため
に嘘を流しているのではないか」ということで取材を始めた。
しかし、ワシントンポストなどの大手に新聞は米政府の言うままにイラクに大量破壊兵
器があるという報道をつづけた。そうした中で支局長は4人の部下に対して米政府の嘘を

暴くように命じた。4人お記者は政府の末端の職員なども丁寧に取材を続けておかしいこ
とを次第に知り始めた。
さらにナイトリッダー社は軍人でこうした戦略に詳しい人物を雇ってさらに米政府の嘘
を追求していった。
映画では大手新聞社が政府の言うなりになっていく中で独自の戦いで最後まで米政府のイ
ラク攻撃には反対していった。
当時、英国やフランスなどもブッシュ政権のイラク攻撃には反対していたが、嘘情報の
下で開戦に踏み切った。

| その他 | 06:31 | - | - | pookmark |
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