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2008.05.07 Wednesday
トップが語る
ファンケル社長 宮島和美さん
 みやじま・かずみ
 神奈川県生まれ。73年成城大学文芸学部卒、同年ダイエーに入社。99年5月同社常務執行役員秘書室長。01年1月ファンケルに入社、同年6月取締役常務執行役員社長室長。07年3月代表取締役社長。58歳。
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 正直な経営を目指す 

化粧品とサプリメント(栄養補給剤)など肌に触れたり、口に入る商品を扱っています。一番気を使うことは何でしょうか?
 正直な経営を心掛けていることです。決算でも毎月出しており、外からみてわかりやすいことを心掛けています。何か問題があれば、すぐに公表します。記者クラブに行って、こういう問題があります、と話します。問題によってはすぐにわからないことがあります。そうした時でもまず公表して後で調査結果を明らかにします。一連の食品や製紙会社の偽装事件を見ても、対応が遅すぎます。まづは公表することですね。
 −今まで事故や大きなクレームはありましたか?
07年5月と6月に商品を回収しました。原料メーカーのミスでしたが社告を出してお詫びをしました。原料にガンマー線の照射をしていることがわかりました。日本ではジャガイモの芽を取ること以外は認められません。それで回収しました。あと一つは乳が原料に含まれていました。乳アレルギーの人もいますからこれも回収しました。こうしたことは原料メーカーからの申し入れでなく、ファンケルで調べて分かったことです。
ー会社ができて25年たちましたが、経営理念ではどんなことをうたっていますか?
「もっと何かができるはず」というものです。02年に半年かけて作りました。具体的には「人間大好き企業」のファンケルグループは、世の中の「不」の解消を目指し、安心・安全・やさしさを追求します。常にお客様の視点に立ち、「お客様に喜んでいただけること」をすべての基準にします。社員証に書いてあり、毎日見れるようにしています。
一般には安全が先に来ますがファンケルでは心が大切ということで安心を先にしています。また、消費者の視点でものを見るために株主総会も土曜か日曜に行い、たくさんの株主に来てもらってます。総会で株主からの商品の苦情や提案などあり、それを商品に結びつけたケースもあります。かって勤めていた、ダイエー時代は価格は流通業者が決めるもとと頑張ってきましたが、今では消費者が決めるものと、考えています。
―障害者の雇用はどのようにしていますか?
99年に特例子会社としてファンケルスマイルという会社を作り、そこで働いてもらっています。この会社では障害の在る人に対して、責任を持たして仕事を任せています。商品の発送や名刺の作成などをしています。40人ほど働いており、黒字になっています。自分たちの働きで世の中に貢献している、という意識が大切だと思います。従業員の1・8%を雇用しなさい、という決まりよりも、どのように障害者に働き甲斐が在る、という意識を作ることが大事だと思います。
―健康のためにファンケルの商品は使っていますか?
青汁、サプリメントを毎日飲んでいます。青汁は花粉症にも効果があります。このほか週に一回は10キロ歩くようにしています。健康でなくては社長は務まりません。小集団活動をピカピカ活動と名づけてしていますが「心の背筋をぴしゃっと伸ばす」を心に命じています。

| 講演 | 09:42 | comments(0) | - | pookmark |
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