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2008.08.15 Friday
 桐山勝さんは日経新聞の記者で政治部や産業部などで活躍して、ロサンゼルス支局長になった。ここでの活躍はトヨタ自動車のGMとの合弁会社設立のニュースをいち早く掴み東京に連絡したりした。その後、テレビ大阪の取締役報道局長などをした後、日経CNBCの社長を務めて監査役になった。その監査役も終わり今では大学で講義しているほか、いろいろなことをしている。顔の広い桐山氏なので仕事を頼まれることが、多いと言う。NPO法人「江戸しぐさ」の副理事長をしている。理事長は「江戸しぐさ」についての研究家で「江戸の繁盛しぐさ」(日経新聞社発行)などの著書がある越川禮子さん(82)である。
 ある時、桐山氏から電話があり「7月10日にプレスセンター9階で記者会見するから来ませんか。越川理事長も来るので紹介しますよ」という。午後3時に行ったところ「平成しぐさ」「ふるさとしぐさ」の募集についての記者会見であった。江戸しぐさと言うのは18世紀の江戸は100万都市で、そこで生活する商人が武士などと余計な争いをしないで平和に暮らすための行動様式である。別な言葉では「商人しぐさ」「繁盛しぐさ」とも言われている。
 桐山氏によると雨の時に道で傘を差している時に傘を傾ける「傘かしげ」というのや「肩引き」「かに歩き」などがある。こうした江戸時代に発達した江戸しぐさを現代の平成の世にどのように応用しているか、を募集するものである。作品は小学生、中学生、高校生、大学生、社会人の5部門で、人間関係を円滑にする考え方や行動様式について原稿用紙400字詰め1枚に書いて送る。この原稿の中に10字以内の「しぐさ言葉」を使うのが条件である。募集期間9月12日まで。送り先は〒150−0021の渋谷区恵比寿西2−2−10−301のNOPO法人「江戸しぐさ事務局」である。
 越川理事長にお会いしたが、江戸しぐさについては「言葉はことだまであり、人に対しては思いやることが基本です。具体的な行動は約束を守る、見ればわかることはいわない、年齢や学歴などで無くその人のしぐさで判断する、違うことは尊重すること、などです。江戸しぐさを普及させればもっと世の中がよくなりますよ」と話していた。とても元気で80歳を超えているとは思えなかった。
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