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2008.10.09 Thursday
朝日新聞社で社長を7年間務めた中江利忠さんが、9月9日から14日まで有楽町のマリオンのそばの「朝日アートギャラリー」で「一記者のカメラ回想―中江利忠展」を開いた。中江さんは経済部の先輩でもあり、敬愛する人である。社長を務めた人にありがちな傲慢なところは無い。私が記者時代はデスクであり、原稿を見てくれた。適切な朱の入れ方であった。筆頭デスクで人望もあった。
 名古屋本社と東京本社で経済部長を務めたあと、東京の編集局長をやり常務で総務・労務担当、編集担当の後、専務で国際担当をして89年6月に社長になった。その忙しい中でカメラはいつも持っていて写真を撮っていた。
 今回の写真展には65点の作品が飾られていた。「学業・記者時代」「海外の旅」「国内・家族」と分かれていた。「国内・家族」の写真の中には新潟県・長岡での花火の写真もあった。私も今年の8月に行ったので懐かしかった。「一高最後の日」という門札を外す麻生校長と安倍前校長の写真は珍しい。
 初日の9日午後3時過ぎに行った。会場には経済部の先輩の沼口好雄さんや戸引和夫さんなどが写真を見ていた。
 中江さんは05年6月に顧問から社友になったときに「75Declics カメラで綴る回想」という85ページの本を配った。その本の巻頭に「学業生活18年、朝日新聞社の生活52年3カ月を振り返って75歳余のわが身を静かに振り返ってみる。私の年齢と同じ75点の写真を原則として1ページ1点の形で掲載する」と書かれている。
 中江さんは「長い間公私ともお世話になり感謝に堪えません。ささやかなお礼のしるしに、小冊子をお届けしますので、ご照覧ください」という紙が着いていた。。
 この本では「学生時代」「地方支局時代」「経済部時代」「マネジメントの合間に」という構成になっている。経済部の時代の写真はソ連取材、都市問題取材、中国取材などがある。この本の写真と今回の写真展はダブっているものも多いが、78歳の中江さんがこうした写真展をするのは素晴らしいことである。
 Declicsというのはフランス語でカメラのシャッターという意味である。中江さんの学識に遠く及ばないことを感じる。
| 本・その他 | 11:44 | comments(1) | - | pookmark |
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| - | 2012/04/01 12:22 PM |
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