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2009.04.22 Wednesday
 井之上パブリックリレーションズの井之上喬社長とは、広報学会などで知り合い広報関係のお手伝いをしている。井之上さんは突然にいろいろなことを言ってくる。「日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターに行きませんか?」という誘いがあった。何のためかは言わずに、センターに行こうと言うのである。「同行するのはNTTソフトウェアの取締役の田中公紀さんです」「2月19日正午発のスーパーひたちに乗るので上野駅に来てください」という電話である。
 何のためにこのセンターに行くのか分からない中で弁当を買って集合した。既に井之上さんと部下の尾上さんが来ていた。そばに初めての田中さんがおり、紹介してもらった。田中さんはNTTの環境研究所の所長をしていた、という。電車の中で井之上さんが今回の見学の趣旨を説明した。それによるとこれからの環境問題を解決するには水素ガスを使ったエネルギーを活用しなくてはならない。水素ガスを作るために必要なのが原子力を使う「高温ガス炉」である。まだ日本では実験段階であるが将来のエネルギー源のために必要なものである。
 水戸の駅に着いたら迎えの車が来ており約20分で開発センターへ。玄関に高温工学試験研究炉部の小森芳廣部長が迎えに着ておりまず部屋で説明を受ける。原子力を使った高温ガス炉の研究は現在は3万キロワットの試験炉ができており、これから研究開発、実証試験をして2040年の商用化を目指している。現在、発電用の商用炉を作っているのは南アフリカ、中国であり、中国が2013年、南アフリカが2014年に運転開始をする予定である。
 日本の高温ガス炉は水素の製造設備と早期小型熱電併給炉を目的としている。いずれも5−60キロワットである。小森部長は「日本の研究が一番進んでおり、世界中から注目されている。環境問題がうるさくなる中でこうした技術開発が必要になってきます。原子力を使うので安全第一にしています」と話していた。
 昔、同じ朝日新聞社の経済部にいて茨城放送の社長をしていた山下宗公さんに電話して「水戸の近くでおいしい店は無いか」と聞いた。山下さんが紹介してくれたのがあんこう鍋で有名な「山翠」である。見学が終わった後にここで小森部長らと高温ガス炉の将来について語り合った。
| 経済・財界 | 08:30 | comments(0) | - | pookmark |
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