留学生の研究発表を講評
2009.11.18 Wednesday
ちょっと一休 留学生の研究発表を講評
昨年の9月25日付の本紙で「坂口電熱の奨学生と懇親会」という記事を書いた。今年は坂口国際育英奨学財団の奨学生6人の21回目の研究発表に講評のために来て欲しいと財団の常務理事の坂口功・常務理事から頼まれた。昨年は研究発表が終わってから駆けつけて、留学生と懇親した。今年は研究発表を聞いて講評してほしいというのである。責任は重い。既に10月31日は「緑酔杯」というゴルフコンペを予定していたが、キャンセルして研究発表に出席した。
新宿から大月に行き、富士急行に乗り換えて河口湖まで行った。そこからタクシーで「人材開発センター富士研修所」に。この研修所は日経連が作り、運営してきたが経団連と統合した時に独立して運営している。日経連の時代には夏のセミナーなどをしたので懐かしい思い出がある。
会場に着くと見慣れた顔があった。「先生ご無沙汰しています」という。私が昨年、聖徳大学短期学部で教えた平野友紀さんである。平野さんは坂口電熱の経営戦略室で活躍している。今回は広報担当としてきていた。平野さんの活躍している姿を見て元気が沸いてきた。午後1時過ぎから研究発表が始まり、最初は筑波大博士課程の金正訓さんが「日本に留学した動機とメタボリックシンドロームの予防の研究」である。流暢な日本語で約1時間近く話した。次いで日本女子大文学部の崔ハナさんが「あいづち発話とturnの獲得」を発表した。崔さんは日本の人のあいづちに注目した。三番目は上智大学博士課程の陳伊旻さんが「中国進出日系製造企業の競争力向上」と続いた。ここで10分の休憩が入り、東京外語大博士課程の周太加さんの「イスラム軍閥馬歩芳の研究」、同じく東京外語大の博士課程の金昭延さんの「日本語と韓国語の擬声擬態語の研究」で最後は日本女子大の陳楠さんの「オリンピックのすべて」であった。
その後、私が講評した。中国人と韓国人の6人だったが、最初に言ったのは「皆さん、日本に何年いますか。これほど日本語が上手だということにビックリしました。特に最初の金さんは本当に日本語が上手です。経済ジャーナリストとして興味があったのは陳さんの研究です。それぞれの研究が将来の日本との関係がよくなることを祈っています」と締めた。その後、同じ講師であった日刊工業新聞のOBである大越武さんが米国NASAにある言葉「昨日の夢は今日の希望、明日の現実」を6人に贈った。