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2010.07.28 Wednesday
 環境問題に本格的に取り組む三井不動産

 不動産業界のトップ企業である三井不動産は国内だけではなく海外での事業にも環境問題を第一にして取り組んでいる。他の不動産業者も環境には力を入れているが、三井不動産ほどではない。岩沙弘道社長が日本経団連の副会長を務めていることもあって環境問題には業界の先頭に立ってさまざまな事をやっている。マンションだけではなく戸建て、商業施設などでも環境に配慮した商品を出している。

 三井不動産は環境コミュニケーションワードとして「&EARTH」(アンド・アース)という言葉を使って環境への取り組みの理解を深めていっている。そのメッセージは

 「街をつくることは地球の一部をつくること。そして地球の未来をつくること。だから私たちはあなたのことを想いながら地球のことを考える。あなたの明日を想いながら地球の明日を想像する。三井不動産グループはつづけています。その豊かさと潤いが50年先、100先の幸福な未来へとつながっていく新しい街づくりを。「共生・共存」という理想のもとで、そこで暮らす人、働く人、そこを訪れる人とともに」

 さらにアンド・マークの理念として「都市と自然」「経済と文化」「働く事と学ぶ事」という概念を「あれかこれか」という「OR」ということでなく「あれもこれも」という形で共生・共存させ、価値観の相克を乗り越えて新たな価値観を創出してゆくもの、としている。

 具体的なものは「二酸化炭素の削減」「水環境の保全」「有害物質削減」「省資源・廃棄物削減」「生物多様性の保全」と5項目を挙げている。

 具体的な取り組みでは東京ミットタウンで屋上緑化による遮熱、雨水の再利用、複層ガラスによる窓からの熱の削減、太陽光発電、照度センサー付天井照明などを上げている。柏の葉キャンパスシティでは次世代環境都市に向けて先進的な取り組みをしている。

 「六本木一丁目南地区第一種市街地再開発事業」では都内の超高層マンションとして初めての長期優良住宅の認定を受けている。商業施設では7月8日にグランドオープンした「三井アウトレットパーク滋賀竜王」では環境共生型のアウトレットモールとして評判になっている。「世田谷区中町3丁目計画」(総戸数43戸)は国土交通省の「住宅・建築物の省CO2推進モデル事業」として採択されている。

 海外事業についても中国・天津で行っている35万人が住む大規模環境都市開発プロジェクト「天津エコシティ」に参画している。このプロジェクトも「環境共生」「省資源・資源環境効率化」をコンセプトにして進めている。
| 兼平様論点の原稿 | 07:20 | - | - | pookmark |
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