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2010.08.09 Monday
千賀さん この人に聞く ポーラ・オルビスホールディングス取締役・CSR担当 藤井彰さん
 ふじい・あきら 兵庫県出身。79年関西学院大経済学部卒。ポーラ化粧品本舗(現ポーラ)入社。秘書室、アート事業開発室長、多角化企画部長、大阪ポーラ社長を経て05年執行役員、07年取締役になり08年1月から現職。53歳。
 ―会社としての理念や経営倫理綱領はどのようになっていますか?
 世界中の人々に笑顔と感動を届けたい、というのが理念になっています。ポーラの歴史が精神的な支柱になっています。わが社は1929年が創業の年になっています。世界の大不況の時代に静岡県で鈴木忍が作りました。昨年80周年を迎えました。忍は妻の手が荒れているのを見て何とかしたいと化粧品を作りました。それを量り売りで細々と売っていました。一人ひとりに合った最上の商品を届けたい、というのが創業者の理念でした。喜ばれる事に喜びをということで訪問販売で販路を拡大してきました。創業の時には男性が多くいました。女性は後から増えてきました。地方の雇用機会が少ない中で女性を販売員として、採用して80年来ました。
 −CRS憲章はどのようになっていますか?
 06年9月にホールディング(持ち株)体制になって26社を抱えるようになりました。その時にCSR推進室が出来て、憲章を作りました。よき企業市民として、社会に対して責任を果たし、貢献してゆく、と定めています。これを実現してゆくのがCSR活動としています。お客様、お取引様、従業員、株主、環境、社会という企業を取り巻く関係者(ステークホルダー)とともに実践してゆこうというものです。
 −ポーラの化粧品を売っている人は多いので、こうした人に対するCSR教育はどのようにしているのですか?
 わが社は首都圏に集中しているのではなく、北海道から九州にまで広がって12万人います。営業所は4500あります。この所長に対して2週間研修をして徹底するようにしています。会社は社会に対する公器だということを教え込んでいます。
 −アトピーなど皮膚に障害のある人が増えていますが、どのような商品で対応していますか?
 10人に5人ぐらいは肌に対して敏感に感じる人がいます。こうした人にはポーラレディーがきちんと話をして最高の品質のものを使うようにしています。最近ディセンシア(DECENCIA)という商品を出して、肌に敏感な人が使っています。たくさんの商品を売ってゆくマルチブランド戦略をとっています。
 −3・9プロジェクトという事をしている、と聞いてますが具体的に何をしているのですか?
 3は日本、デザイン。経済という事に役立つ9のプロジェクトを展開してます。わが社は地方に展開しているので地方に役立つ事をしてます。佐渡島では深層水を使って化粧品を作りました。沖縄ではサンゴを使って製品を作り、江戸きり子を容器にした化粧品も出しました。疲弊している地方に少しでもお役に立てばということです。このほかわが社はポーラ伝統文化振興財団、ポーラ美術振興財団などを作り、神奈川県・箱根にポーラ美術館を作り、美術愛好家に喜ばれています。二代目の鈴木常司が集めた美術品を出展しています。
 
| この人に聞く | 07:17 | - | - | pookmark |
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