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2011.08.09 Tuesday

日本の観光業のコーディネーター役でありプロデューサー役を果たしてゆきたい


溝畑宏(みぞはた・ひろし)観光庁長官

 京都市出身。85年3月東京大学法学部卒、同年4月自治省に入省。91年5月大分県文化振興室長、93年4月同県財政課長。2000年4月大分県企画文化部参事・08年ワールドカップ組織委員会実行委員。02年企画文化部長。10年1月現職。50歳。

 ―東日本大震災で観光需要が冷え込んでいますが、海外に日本が安全だという事をどのように宣伝してゆきますか?

 世界に安心、安全という事を政府はもとより世界原子力機関(IAEA)などを使って情報を流さなくてはいけません。また、政府観光局(国際観光振興機構)も世界中にある事務所から放射線の現状、水や食べ物の状況などのほかに高速道路、新幹線、飛行機の運行状況などを知らせています。こうした事だけではなくトップセールスもしなくてはいけません。私も4月10日に中国で観光局長、4月22日には観光部長官などに会って日本への協力を感謝するとともに、観光客を送って欲しいと頼みました。このほか4月終わりから5月にかけて中国、韓国、台湾のメディアの人たちに日本に来てもらって日本観光の情報発信をしてもらいました。

 ―国内でも自粛という事で観光に出ませんが、夏のシーズンに向かってどのようなキャンペーンを展開してゆきますか?

 4月12日付で県、市町村に過度の自粛は止めて、観光の活性化を図るように通達しました。4月21日には観光振興の決起集会をしました。テレビ局は全部来ましたし、新聞や雑誌も取材してくれました。私もあらゆるメディアに出ています。外国人特派員協会の記者会見にも出ました。私は大分県にいた時にサッカーのワールドカップを誘致した経験があります。ビジネスとして売上げを上げるために広告塔になったり、経理や総務を担当しました。こういうときには元気を出すようにスピーディーにいろいろな事をやらなくてはいけませんね。

 ―2010年の外国人観光客の1千万人誘致の目標は出来ませんでしたが、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)はどのように変えてゆきますか?

 2010年の目標はリーマンブラザーズ・ショックなどがあり世界的な不況で実現しませんでした。しかし、2020年の2500万人の目標は変えるつもりはありません。日本には底力があります。3・11から時間が過ぎてゆくにつれて観光客も徐々に回復しています。観光には夢と感動があります。楽しくなければ観光ではありません。国民一人ひとりが元気になって観光に出かけられるように観光庁と政府観光局がコーディネート役をして盛り上げてゆきます。

 ―長官になって1年3ヶ月ですが感想はいかがですか?

 3.11は想定外でしいたが、日本の観光を世界的な規模にしなくてはなりません。この半年、1年が重要です。そのためには私は体を張ってゆきます。日本の観光業のためにはプロデューサーでありコーディネーターの役割を果たしてゆきます。やれる事は何でもします。是非協力をお願いいたします。

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