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2013.01.05 Saturday
 

スロバキア、クロアチア、オーストリアなどと協力して周遊観光がこれからの課題です

 ハンガリー政府観光局日本代表 勝田基嗣(かつた・もとつぐ) 75年日本大学理工学部卒。環境調査会社に就職。環境エンジニアとして日本国内をはじめ、トルコ、メキシコ、中国、イラン、ハンガリーなどの国の環境改善事業に従事。02年11月にハンガリー政府観光局に転職。09年7月から現職。60歳。

 −ハンガリーへの日本の観光客の動向はどうなってますか?

 ハンガリーへはEU(欧州共同体)加盟国から来ると統計はありません。シュンゲン協定でEU加盟国は自由な通行になっています。日本からはオーストリア、スロベニア、ハンガリー、ポーランドは人気のある国になっています。ハンガリーのホテルの宿泊数などで計算してみると、およそ8万人が訪れています。このうち93%は2泊ぐらい滞在している計算になります。ハンガリーだけでは満足していただけないので(チェコ)スロベニア、クロアチア北部を回るパールロードという新商品を売り出し人気が出ています。ドイツのロマンチック街道と同じ考えです。

 −ハンガリーへの旅は日本からの直行便がなく時間がかかりますが、魅力は何でしょか?

 ハンガリーの人たちがしゃべる言葉はマジャル語で日本語と似ています。日本を好きな人も多くいます。日本と同じで温泉があります。西ハンガリーのヘーヴィーズに入浴可能な世界最大の温泉湖があり、天然温泉で人気があります。ホテルも4つ星が二つあります。料理も香辛料パブリカの利いたグヤーシュ・スープがおいしいです。牛肉、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモが入った日本のミソのようなものでハンガリーの名物です。こうした食べ物のほかにワインが格別です。日本でも有名になっている貴腐ワインのトカイです。このワインはティサ川とボドログ川が合流するトカイの町に出来るものです。川の霧によってブドウが甘くなって出来るのです。甘み、酸味、香りの三拍子そろった世界の3大貴腐ワインの一つです。値段も千円から1万円まででそれほど高くはありませんよ。

 −勝田さんは経歴を見ると観光業には途中から入ってきましたが、日本への外国からの観光客を増やしたり、ハンガリーへの観光振興をどのようにこれからしてゆきますか?

 日本は観光立国を唱えて10年になりますが、リーマンショックや3・11の東日本の大震災などがあり観光客は増えていませんね。韓国は外国の観光客は1000万人を越したといいます。日本は約700万人ですね。日本への魅力を増やしてゆく事を地道にするしかないでしょう。ハンガリーへの観光誘致は周りの国のスロバキアやクロアチアと組んでツアープランを作ることが必要だと思います。3カ国のパールロード周遊はだんだん日本の人に知られてきています。これにオーストリアを絡ませると良いでしょうね。ハンガリー1カ国ではなく周りの国と協力してやってゆきます。

| 観光立国 | 07:35 | - | - | pookmark |
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