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2014.02.04 Tuesday
新党大地代表の鈴木宗男氏の話を聞く
 自民党の幹部であった北海道選出の鈴木宗男・新党大地代表とは、NHKの経済部の記者だった平岡潤六氏(現NHKインターナショナル)に紹介された。平岡氏も私も経済部時代に財界を担当していた。平岡氏は最初の任地が釧路だったので、鈴木氏と知り合った。平岡氏とは清水建設、鹿島などのゼネコンの広報の人たちが集まって作っていた「ゼネコンの広報をよくする会」の世話役をしていた。この席に鈴木氏を講師として招いた。当時、鈴木代表は自民党の幹部であり、収賄で逮捕される前だった。
 鈴木代表は話を終えて懇談になったら遠慮しているゼネコンの若手の人たちに「もっと前に来て飲みなさいよ」と一人ひとりにビールを注いだ。こうした気さくさが人気の秘密かと気がついた。
 その鈴木氏が自民党を追い出され歌手の松山千春さんと組んで新党大地を作り、北海道を中心に政治活動を続けている。野田・元首相の応援会である「政経倶楽部」の講師として11月7日に来た。朝8時から10時までの朝食会である。鈴木氏に挨拶して「鈴木宗男の挑戦―真の公平・公正な社会を実現するためにー」の話を聞いた。鈴木氏はサンドイッチとコーヒーを飲んだ後、元気に話を始めた。自分の貧しかった北海道の学生時代から、中川一郎代議士(故人)の秘書になったいきさつなどを話した。
 「皆さんはどうして私が逮捕されたか、知っていますか?知っている人は手を挙げてください」と言った。手を上げたのは私だけだった。鈴木氏は「あの人は有名な記者だから知っていますが、なぜ私が逮捕されたのか、知っている人は少ないです」とまずみんなの気を集めた。次いで外務省で田中真紀子大臣との確執で逮捕のいきさつなどを話していった。みんなをひきつける話しぶりはさすがである。
 「逮捕されたのは検察が世論などを考えてやった。世論を作るマスコミも権力の手のヒラである。権力が情報を持っており、その情報を取るために動かされている」と私にとって耳の痛いことをずばりと指摘した。逮捕されて刑務所に400日以上いたがそこでがんばれたのは家族や友人などが励ましてくれたことである、という。「今まで生きてきて必要なことはぶれないことだ。これからも権力の不正を正してゆきたい」と結んだ。鈴木氏に対しては色々な見方があるが、この日の約50人は鈴木氏の話に聞き入っていた。
 
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