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2014.09.22 Monday
突然に東京湾を江戸時代に日本の海を走っていた朱塗りの和船が走り始めた。20年の東京オリンピックで来る外国人を乗せ日本のよさを楽しんでもらう
東京湾に御座船「安宅丸」を浮かべる
 両備グループ56社の代表取締役・CEO
 小嶋光信(こじま・みつのぶ) 68年3月慶応義塾大学経済学部卒。4月三井銀行(現三井住友銀行)入行。73年両備運輸(現両備ホールディングス)常務。99年岡山交通社長、05年和歌山電鉄社長。11年両備グループ代表兼CEO。69歳。
 ―14年4月から東京湾に突然、朱塗りの和船「御座船」が走り始めました。岡山の交通・運輸会社が何故、東京湾なのでしょうか?
 これには長い歴史があります。約25年前に岡山と香川との間に瀬戸大橋ができました。そこで瀬戸大橋博覧会を催すことになったのです。当時、岡山の青年会議所の理事長だったので何とかこの博覧会を国の博覧会にしようと思い色々な手を使いましたが、それぞれの県の地方の博覧会になってしまいました。それでは大きなパビリオンを作っても直ぐに壊されてしまうということで、当面は瀬戸内海で周遊する観光船を作り将来は東京湾に持っていこうという御座船を作りました。池田家が作った御座船としてよみがえらせたのが「備州丸」で、博覧会の時に走らせました。しばらくは瀬戸内海で運行して、東京への進出を狙っていました。
 −どうしてそれが20年以上も遅れたのでしょうか?
 東京湾で船を発着する場所が満杯でどうにもならなかったのです。私も色々な手を使いましたが場所の権利はダメでした。ところが息子を東京事務所長にして、この船のことを気にかけて、色々やっていました。ある時、「親父、何とかなりそうだ」と言ってきた。大学の先輩が東京都観光汽船の社長でその航路を貸してもらえるようになったのです。早速、岡山から東京湾に運んできました。船の名前も瀬戸内海では備州丸でしたが徳川家光の御座船の「安宅丸」に変えました。ところが東京湾に着いた時に東日本大震災が発生して、しばらくは動かせませんでした。
 −船の中でさまざまな演舞劇を見て、江戸時代に出た幕の内弁当を食べるという「海に浮かぶ芝居小屋」というキャッチフレーズですが。
 昨年暮れに劇団四季にいた「ピエロ」の森健太郎さんがこの船で歌舞伎のような劇をしたいと言ってきました。もともとこの船で芝居を見ながら食事を楽しむという仕掛けなので是非にとお願いをしました。出し物は花魁が出たり端午の時には男の祭りをしたりして飽きないようにしています。
 −値段は高いのでしょうね?
 東京湾の日の出桟橋から昼は12時50分出航で約40分で4千円、夜は7時出航で約1時間30分で7千円です。このほか食事や芝居がない周遊コース1時間30分で2060円で済みます。この御座船で東京オリンピックに来る外国の人たちに日本のよさを味わってもらいたいと思っています。
  
 
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