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2017.03.08 Wednesday

東芝の失敗は西田社長の判断の誤りから


東芝が業績が悪化して大幅な赤字になり、株価も下がり続けている。そのために東証1部から2部へ格下げになった。こうした一つの原因は西田厚聡・元社長の判断の誤りからである。西田氏は東芝の社長らしからぬずばずばものを言ってきた。記者たちにも自分の思うことを話して喧嘩のようになることもあった。

この西田氏が原子力発電事業に力を入れて東芝の柱にしようと決断した。その一環として米国のウエスチングハウスの買収に踏み切った。買収額は多額であり「そんな金を出してまで買収して大丈夫か?」といぶかる声もあったが、その決断力を評価する経済人は多かった。

ところが2011年3月に東京電力福島原子力発電所での事故が起きて、原発にアゲインストの風が吹いた。このためにこの買収が重荷になり社内では粉飾決算などが行われてしまった。さらに西田氏や佐々木氏らのトップの間もぎくしゃくし始めた。

西田氏の決断はあの当時は大英断ともいわれていたが、原発事故が発生したことで情勢が変わってしまった。そうした中で東芝の危機管理ができていないことから、いろいろな不正が出てきたと言える。西田氏の決断は誤りではなかったが後継者の判断の誤りや行動が今回の事件になってしまった、と言えよう。

 

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