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2018.12.26 Wednesday

日産のゴーン元会長の転落に思う
日産自動車のカルロス・ゴーン会長が辞めさせられたことは私には非常にショックだっ
た。日産自動車は川又克二会長の時代から経団連副会長ということで取材していた。労働
組合の塩路一郎会長と川又会長の後の石原俊会長の仲が悪く、ことごとく対立した。英国
進出する時も塩路会長が記者クラブで反対する等ごたごたした。そうした労使の関係が悪
くなったことから日産の業績は悪くなり、1990年台に有利子負債が2兆円を超し倒産
寸前までになった。その時に塙義一社長が支援を求めたのはドイツのダイムラーベンツ社
であった。ところがダイムラーは米国のクライスラー社と提携するなどしたことで日産ま
で手が回らなかった。
塙社長はルノーに支援を求めた。そこでゴー氏が乗り込んできて立て直しをした。当時
、私もゴーン氏に取材したが、明快でありオープンだった。
このゴーン氏が金融証券取引法違反で11月19日に逮捕された。さらに保釈寸前まで
行ったのに今度は特別背任容疑で12月21日に再逮捕された。
昔、細川首相が「権腐10年」と言って自ら退いたが、ゴーン氏も20年という時間、
権力を握ったことが今度の不正を招いたのだろう。
日本でも信越化学工業の金川千尋会長のように30年近く権力を握っている人もいるが
、長期間権力の座にいると「腐る」ということだろう。

| - | 15:27 | - | - | pookmark |
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