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2019.02.13 Wednesday

明るいムードの経済3団体の賀詞交歓会

恒例の経済3団体の新年の賀詞交歓会が1月7日に都内のパレスホテル東京で開かれた。今年は経済同友会が幹事になっているので会場はパレスホテル東京になった。午後2時から始まった会では最初に小林・経済同友会代表幹事が挨拶した。「景気が良い状態が6年になり、今年はTPP(環太平洋経済連携協定)が発効し、安倍首相も出席する1月22日からスイスでダボス会議が始まる。それに今年は猪年であり、イノベーションも猪のようにまっすぐ進む。さらに猪の肉は薬にもなる。いい年になることを祈りたい」と述べた。
次いで安倍首相が「2回ゴルフに行き今年最高のスコアを出した。今年は10月に消費税の2%アップもあり大変な年になるが、しなやかな姿勢で政策を行っていきたい」と笑顔であいさつした。
次いで3団体のトップの記者会見が行われた。今年の景気の見通しについては小林氏は「米中の関係がどうなるかがポイントであり日本は0・8%の低成長で、株も2万円を超すぐらいではないか」と悲観的だった。中西経団連会長は株は2万円を維持してほしい、と述べた。三村日本商工会議所会頭は「日本の成長率は1%で米国は3%ではないか。株価は良くなっても2万2千円ではないか」と悲観的である。
記者の質問で「経済団体は国民に何ができるか」について小林代表幹事は「経済運営を良くして経済を上向きにして景気を良くすることではないか。化石燃料が使えなくなった時にどのような燃料を使うかなどを考えることだ」という。中西会長は「経済団体は国民社会に貢献するためにある」という。三村会頭は「日本に本当に残す企業を守ってゆくことではないか。そのためには承継税制を低くしなくてはならない。それに深刻な人で不足をどう解決するかも問題である。外国人の人材だけでは解決しない」と述べた。
最後は3人で仲良く握手した写真を撮った。

 

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