<< 外国人落語家が外国人記者クラブで会見 | main | 「ゴルフの要諦」(中部銀次郎 文・本條強 日経ビジネス文庫) >>
2019.08.27 Tuesday

「暴君」(牧久著 小学館)
牧氏は日経で副社長をした後、テレビ大阪の会長をして退職をした。牧氏は社会部で国
鉄(現在のJR)を担当して「ときわ倶楽部」で取材した。そうした中で国労と並ぶ動労の
委員長を長く務めた松崎明に焦点を当てて書いている。松崎はやはり有名だった目黒今朝
次郎委員長の後を引き継いだ。革マルの中心的な人物であり、中核と血みどろの戦いをし
ていた。この松崎は国鉄の民営化の時に当時の東日本旅客鉄道の幹部の住田、松田、大塚
などと手を結び、経営にも口をはさんだ。当時、JR東海の葛西社長は松崎とは徹底的に対
立しただけに対照的な対応の仕方だった。革マルの幹部を動労の幹部にしただけに中核に

狙われて殺された、こともありそのたびに松崎は葬儀で涙を流した。
住田、松田氏らの幹部とも取材で知っているだけに松崎に対する対処の仕方は「徐々に
に変えてゆけばよい」というやり方で経営をしていった。JR東海は動労の嫌がらせなども
あったが最後まで松崎には妥協しなかった。日産自動車の塩路一郎を思い出すような経営
への介入だが、JR東日本は時間をかけて松崎に対して対処していった。牧氏は「松崎には
会ったことはないが、大変な男である。JR東日本が反対ばかりの国労を抱えながらうまく
いったのは松崎のおかげではないか?」と話している。

| - | 19:54 | - | - | pookmark |
最新記事
カテゴリ
月別記事
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE