2020.06.03 Wednesday

日本記者クラブが閉鎖。ウェブでの記者会見へ
こんなことは日本記者クラブができてから初めてのことである。新型コロナにより5月
初めから記者クラブが閉鎖され、だれも立ち入れなくなった。外国人特派員協会
(FCCJ)は閉鎖はせずにオープンにしていたのとは対照的である。


政府の緊急事態宣言によってコロナにかからないようにするためである。緊急事態宣言
が解除された5月28日からは再開された。クラブで待ち合わせをしたり、食事をしてい
た人にとっては朗報であった。


しかし、この間も記者クラブの本来の役割であるコロナについての記者会見はウェブに
よりライブで行ってきた。今まではクラブに来て講師の話を直接聞けたが、コロナの予防
ということでウェブを通しての会見になった。


このやり方は初めてで、最初はどうするのか迷った。聞きたい講演はクラブのホームペ
ージに載っているので事前に事務局に申し入れる。クラブ員でなくてはだめで、クラブの
登録番号や会社、資格、メールアドレスなどを登録して、OKになると、記者のメールア
ドレスに始まる1時間ぐらい前にズーム(ZOOM)のメールが送られてきて始まる。米
国のZOOM社は利用者の数が急増して4月に入り3億人を超えた、という。


講師と司会者の二人が画面に出て、質問はボタンを押して司会者に出し、それを講師
に伝える。


30分話して残りの30分で質問を受けつる。私的なことを言うと、軽井沢に行ってい
たのでこのやり方は都合が良かった。5月中にあった講演はほとんど聞いた。政府の専門
家会議の尾身茂・副座長が2月13日に最初にやり、5月29日の矢内廣ぴあ社長の「ラ
イブ・エンターテイメント産業への影響」まで25回やった。


経済記者OBからするとコロナについての病理や病院の問題、などが多くて経済的な話
題は5回の小林慶一郎・慶応大教授の「コロナウイルスの経済政策の在り方」18回の帝
国データバンクの赤間裕弥・東京支社情報部部長の倒産問題などで少なかった。


こうした中で5月27日(24回)に行われた「悪化する病院経営」について全日本病
院協会の猪口雄二会長が話した。病院経営状況緊急調査に基づいており、コロナの患者を
診療すると一般の患者は減るので赤字になる。そうしたことで国はコロナの診療報酬を3
倍にしたが「これでも病院の経営は改善されるかどうかわからない」という。改善策につ
いて聞かれた猪口会長も「ワクチンができるまではこうした状態が続いてゆくのではない
か」と答えていた。先は見えない。
 

| その他 | 15:04 | - | - | pookmark |
2020.06.03 Wednesday

(ISRAEL7・8号への寄稿)
コロナ騒動でもしぶといイスラエル経済
ポストコロナに備えて手を打つ
日本イスラエル親善協会理事広報委員阿部和義(ISRAEL7・8号への寄稿)
新型コロナウイルスの被害はもちろんイスラエルにも及んでいる。ところが日本と違っ
て早く手を打ったこともあり、スタートアップ企業などに支援するとともに医療関係のワ
クチンなどへの開発に国上げて取り組んでいる。
コロナによる被害は大きかった。経済の柱を担っている観光はもちろんのこと、航空機
、鉄道、商業施設などは大きな打撃を受けた。

ベングリオン空港では3月だけで5891便およそ120万人の人たちの出入りがキャン
セルされた。3月末までにさらにキャンセルされる便が増えた。イスラエル空港では直ち
に2千人の労働者を無給休暇にし、管理職は10%給与をカットした。
経済省によるとGDP(国民総生産)は119億ドル(約1兆3000億円)失うと試
算している。イスラエルの総生産の3・4%に当たり打撃は大きい。
イスラエルの企業はこうした事態になると従業員をリストラやレイオフする。そのため
に失業率は4%から26%にはね上がり、120万人が職を失った。政府は1年以上勤め
ていないと出さなかった失業保険を就職6か月以内でも認めることにしている。

| その他 | 15:04 | - | - | pookmark |
2020.06.03 Wednesday

テクノロジー開発は積極的に進める
こうした後ろ向きの対策だけでなくポストコロナに向けて手を打っている。イノベーシ
ョン(新規技術開発)をするための行政機関の「イノベーション・オーソリティ」は次の
募集を行った。「新型コロナ対策のためのテクノロジー開発」ができる企業は3月までに
応募してほしい。開発資金の30−50%を援助する、という条件だ。これに750社が
応募した。イスラエルの技術関係のコンサルタントをしている「インスパーク」の小川正
信社長は「この数は大変なものである。イスラエルの技術系の会社は7000から
9000社あり約1割が応募したことになる。最終的な応募企業は5月末で235社にな
っているが、すぐに手を挙げるという企業があるという体制になっている。
もう一つのイノベーションオーソリティーの企業への支援策はどのような分野にかかわ
らず、開発資金がなくなりそうな企業には2か月以内の別枠の審査で補助金を出すという
ものである。30−50%の資金を出す。
イスラエルでのイノベーション企業への資金援助は以前より前向きであり、4月の資金
調達総額は好調だった昨年を20%上回っている。(小川社長)

| その他 | 15:03 | - | - | pookmark |
2020.06.03 Wednesday

日本でも5G企業の説明会開く
イスラエル企業は日本に対しても積極的にアプローチしている。コロナ騒動のまっただ
中の5月26,27日に5G(次世代の通信技術)についてのイスラエルの会社の技術説
明会がウエブでイスラエル大使館、イスラエル輸出協会、JETRO(日本貿易振興機構
)の主催で行われた。イスラエルの企業10社がウエブで行った。
イスラエルに関心のある日本の企業の450社が参加した。5G技術の効率的な変換を
可能にするハード、ソフトの技術を紹介して信頼性の高い接続を実現して運営者の収入を
最大化する解決策を提案するというのがうたい文句である。
2016年に40人の大学院卒の技術者で作った「ビナ・アイ」社のダヴィッド・ママ
ン社長は手ぶり身振りで自社製品の説明をウエブでしていた。
イスラエルは世界の中でコロナ騒動では一番安全だ、ということが報道された。2位に
はドイツ、3位は韓国になっている。まだ続くこの騒ぎで本当の勝者はどの国になるのか
、予断は許されない。
(日本イスラエル親善協会理事広報委員・阿部和義)

| その他 | 15:03 | - | - | pookmark |
2020.06.03 Wednesday

ライブ・エンタテイメント業界は壊滅状態
「ぴあ」の矢内廣社長が5月29日に日本記者クラブで「コロナによるライブ・エンタ

テイメント産業への影響」についてライブによる講演をした。それによると「音楽コンサ
ート・演劇・ミュージカル・スポーツその他のイベントをライブ・エンターテイメント産
業と定義する」と年間の市場規模は2019年で9千億円になる(この10年で倍)。今
回のコロナによる被害は今年2月から来年の1月までに77%の6900億円が消失する

「今までにない大変なことであり、政府はぜひ支援してほしい。海外では音楽などは心
の産業として政府が支援を惜しまない」と話した。

| その他 | 15:02 | - | - | pookmark |
2020.04.29 Wednesday

トヨタとNTTが業務資本提携
トヨタ自動車とNTTが3月24日に業務資本提携を発表した。人の生活にかかわるも
のやサービスがインターネットでつながる新しい街「コネクテッド・シティー」の開発な
どで提携してゆく。トヨタが富士山のふもとでつくる「ウーブン・シティ」で実証試験を
する。
両社は約2000億円で両社の株を持ち合う。この提携で米国の巨大IT企業の
GAFAに対抗する狙いがある。

| その他 | 22:27 | - | - | pookmark |
2020.04.29 Wednesday

トヨタが7年ぶりにベアゼロ
2020年の春闘でトヨタ自動車は7年ぶりにベアゼロを回答した。新型コロナウイル
スの感染拡大で世界経済が見通せないことで厳しい回答になった。鉄鋼大手の日本製鉄
、JFEスチール、神戸製鋼所もベアゼロを回答した。

| その他 | 22:27 | - | - | pookmark |
2020.04.29 Wednesday

ライブ配信でコロナの勉強会
日本記者クラブは5月6日まで記者クラブを閉鎖したが、新型コロナウイルスの勉強会
は続けている。集まることはできないのでライブで各人が受講する。ズームという装置で
事前に受講を登録して始まる。4月23日の「新型コロナウイルス感染症に関する専門家
有志の会」を皮切りに、内田勝彦・全国保健所長会会長などが講師として登場した。年寄
りが多い会だけにライブ受講については苦労していたようである。

 

| その他 | 22:27 | - | - | pookmark |
2020.04.09 Thursday

日本記者クラブも閉鎖
日本記者クラブはこのコロナ禍の中でマスクを着用し、人数を制限してきたが、政府の
7日の緊急事態宣言を受けて、千代田区内幸町にある記者クラブを閉鎖した。5月6日ま
では記者会見は行われない。こうした事態はクラブができてから初めてである。ただし、
コロナについては引き続きWEBで流す。4月10日の仁坂・和歌山県知事の会見は
13:30分から1時間の予定で行われる。

| その他 | 20:44 | - | - | pookmark |
2020.04.04 Saturday

コロナ禍で日本記者クラブも人数制限とマスク着用
新型コロナウイルスの脅威は4月初めでも衰えるどころかますます広がっている。思い
起こせば昨年11月ごろに中国の武漢でコウモリによりコロナウイルスが発生して大変な
ことになっている、というのが最初だ。1月の春節休みで中国からの観光客が日本に来て
ウイルスをばらまくのではないか、という噂が出始めていた。その頃はインフルエンザの
「サーズ」「マーズ」と同じで流行が終われば沈静化するという楽観的な見方が多かった

ところが横浜港にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」が停泊して、感染者が続
々と出始めてから連日の報道で騒ぎが大きくなっていった。クルーズ船を船籍のある英国
に返せばよいのではないか、という議論があり結局はたくさんの汚染者が出て、死者まで
出てきた。
このころはまだそれほどに深刻さはなかった。東京をロックダウン(封鎖)しなくては
いけないというように気配は出ていなかった。
3月に入ってからイタリア、スペイン、米国などの感染者の数と死者の多さにただ事で
は済まないという空気が政府に出てきた。安倍首相も突然に学級閉鎖を提案したり、マス
クを一人に2枚配るなど次から次に対策を記者会見で発表するようになった。米国のトラ
ンプ大統領のような危ないところはニューヨークのように人の出入りを禁止してしまうよ
うな激しい対策は出していない。


勉強会でも「いつ終わるかわからない」
こうした動きに合わせるように日本記者クラブでも2月13日に政府の感染症対策の専
門委員会の副座長をしている尾身茂氏が「新型コロナウイルスについての我が国がとるべ
き対策(私案)」を発表した。そのあと川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長など6人が
4月1日までにそれなりの見識を披露した。出席した記者が知りたいことは「いつこの問
題が解決するのか?」である。岡部所長は「来年夏ごろまでは収まらないのではないか」
と答えていた。
日本記者クラブも4月1日からはコロナ対策として人数を最大80人に制限するととも
に、マスクの着用を義務付けた。座る間隔をあけてコロナに感染しないようにしている。
こうしたことをするのはクラブでも初めてである。
企業の広報担当者も在宅勤務になった人も多い。通勤電車でコロナにでも感染したら大
変だ、ということである。記者会見なども開かずにメールで見てもらうやり方が出てきた
。大和ハウス工業の松田英次・広報企画室東京広報グループ長は「公示地価の反響をメー
ルで各社に送ったが、途中で切れたりしてまだまだだ。しかし、これからはこうした広報
のやり方が増えてゆくだけにコロナ禍をきっかけにデジタル化を進めていきたい」と前向
きだ。

| その他 | 19:13 | - | - | pookmark |
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